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329    ARTISTS   


カーテンコール
 
Interview by Nobuhiko Mabuchi
Photo by Fumihito Kobayashi
 

関西を根城に、現場で着実にスキルを磨くシンガーの強。そんな彼が「まず自分はどうなのか?」に重点を置き、等身大のリリックにこだわったという最新作が届けられた。放つ歌声には芯があり、歌いまわしも多彩で器用。シーンの期待に応える全8曲入り!
 
●前作『全ては唄の中で』から約2年振りのリリースになりますが、それまでの期間は強さんにとってどんな時間だったのでしょうか?
強:コンピやダブはどんどんやってたので、制作をストップしていたわけではないのですが、やっぱり、それだけじゃどうしてもパンチが弱いんすよね。「えっ?? その曲いつ出たん?」みたいな。このままじゃアカンと...。でも、継続して制作していたおかげで、録音に対するブランクがなくスッと入れたというか、未熟ながらそこで得たスパイスも絡められたかなと。つまり、1年半くらいは修行してました(笑)。
 
●タイトル曲「カーテンコール」は、どのような想いで制作していったんですか?
強:音楽で知り合った一番仲の良いツレが2年くらい前に喜べない出来事にあって、一気に書いた曲。そのときは気持ちが高揚しているからスラスラと書けたけど、いざ曲として形にしていったら、気持ちが高揚し過ぎてて曲としてまとまらなかったんで、冷静になれた頃に完成させました。初っぱなからあえてストレートな表現をしているので、制作時にプロデューサーと言葉使いで悩みましたが、結果そのままストレートでグイグイ押しました。
 
●収録曲「Let It Go Ocean」は、Back Yaadie(Takafin)のトラックですね。
強:アルバムでは最後に制作した曲ですが、収録曲を並べたときにメッセージ性の強い楽曲やマイナーコードが多くて、チョイと重たい感じになるな...と。そこで、パーっと遊びに行く時に自分が聴きたい音楽をイメージして作りました。Takafinさんはもちろん大先輩やけど、一緒にフットサルしたり、メシ連れてってもらったり、人としても尊敬できる方。トラックに関してもDeejayだけあって歌い手目線で作られてるので、とにかく仕事がスムーズです。
 
●コンビネーション曲「Hotter Girl feat.TAK-Z, HISATOMI」はすでにPVが公開されていますが、改めてどんな曲に仕上がったと思いますか?
強:今作では唯一のフィーチャリング・アーティスト曲やけど、やはり作るからには ライヴで歌えるものを作ろうと...。この3人なら歳も近いし、TAK-Zは年下やけどイジってくるし、HISATOMIは家近いし普段から遊んだりもしてる。アカンとこはアカンって言いたい事を言い合える仲間で作り上げていきました。それでPVにもチョイと映ってるヤツ誰やねん!?ってヤツが、この曲の総合プロデューサーのISSEIで、ビートボックス、トラック、PV作成も全て担当したアイデア溢れっぱなしの21歳。「カーテンコール」と「Let It Go Ocean」のPVもあるので、そちらもチェックしてください。
 
●最後に今作を作り上げて思うことは?
強:こうあるべきって概念を取っ払って、僕だから出来る事、僕にしか出来ない事を表現できたと思ってます。ひと言で言うなら、誰よりも"強"らしいアルバムですね。
 

"カーテンコール"

[Village Again / Positive Production / ZLCP-0018]

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